【小論文】あなたの「トリセツ」を書いてください。

小論文の授業

「1時間で800字の小論文を書く」という授業がある。この授業は、

  1. テーマ発表・執筆
  2. 相互添削
  3. 1の小論文書き直し

という週替わりのものだ。
せっかく書いたのだし、ブログにも順次掲載していこうと思う。第3週で書き直したものを載せる。補足もしていくかもしれない。

テーマ:あなたの「トリセツ」を書いてください。

2021年5月27日766文字

 私は、人に構われ過ぎても、構われなさ過ぎても嫌という少し面倒な、猫のような性格である。嫌になってくると少し物理的に距離を取ったり、静かになり始めたりするので、そんな時は疲れてきたのだなと思ってそっとしておいて欲しい。その時にたくさん話しかけられると余計に嫌になってしんどくなってしまう。しかし、これは一人の時間が欲しくなっただけで、あなたのことが嫌いになったというわけでは全くない。また構って欲しくなれば自然と私から話しかけにいくと思う。

 また、私は感情をあまり見せない。これは私の強みである。内心かなり動揺しているのに緊張を見せないことや、落ち込んでいる時でも明るく振舞えるからである。それが一種の自己暗示のようになって、結果的に落ち着いて対処することができる。だが、感情を見せないことは弱みでもある。私が何を考えているのか相手に伝わらず、内心とは異なった印象を持たせてしまう。例えば、プレゼントを貰ってしっかり喜んでいるのに「好みではなかった?」と聞かれたり、逆に何も考えていないのに怒っていると思われたりするのである。自分の中で感情をぼんやりとしか捉えていないことが、上手く表情と感情が繋がらない原因だと考えている。したがって、まずは自分の感情を知り、整理していく事が大切なのではないかと思っている。

 自分でも注意しているが、つい冷たい接し方をしてしまうかもしれない。あなたは急に素っ気なくされて傷つくだろうと思う。でもその時は、どうか自分を責めないで欲しい。あなたは何も悪いことはしていないから。それを自分のせいだと気にされることが、私は苦しいと感じてしまう。もしそうなったら、私はこれ以上あなたが気にしないように、物理的にも心理的にも距離を取ってしまうと思う。お互いが無理をせず心地よいと思える距離感で過ごしていきたい。